国別による法定成人年齢
国名 | 選挙権 | 義務教育終了 | 飲酒 | 喫煙 |
---|---|---|---|---|
日本 | 20 | 15 | 20 | 20 |
イギリス | 18 | 16 | 18 | 18 |
アメリカ | 18 | 18 | 21 | 18 |
ドイツ | 18 | 16 | 16 | 18 |
フランス | 18 | 16 | 16 | 18 |
イタリア | 18 | 18 | 16 | 16 |
カナダ | 18 | 16 | 19 | 19 |
ロシア | 18 | 15 | 18 | 18 |
スウェーデン | 18 | 15 | 18 | 18 |
スペイン | 18 | 15 | 18 | 18 |
ポルトガル | 18 | 14 | 16 | 18 |
オーストラリア | 18 | 15 | 18 | 18 |
韓国 | 19 | 15 | 19 | 19 |
中国 | 18 | 15 | 18 | 18 |
(国立国会図書館(2008年)のデータより)
「日本の若者は、世界中のどの若者よりも幼稚である??」
もちろん、そんなことは決してないはずなのですが、「法定年齢」だけをみると、そのようなニュアンスが浮かび上がってきます。なぜ日本だけ、いつまでも「成人年齢=20歳」のままにしているのでしょうか。
グローバル化が浸透している時代であるだけに、また日本が国難に遭遇している時期であるだけに、日本の若者がより自覚を持って行動ができるよう、成人年齢の「グローバル標準化」を見直すべき時期にきているような気がします。
年金・健康保険等の負担を求める場合、結局はその親世代の負担増につながることが想定されますが、たとえば20歳までは「問題意識を持ってもらう」ことを主眼として暫定的にわずかばかりの負担にするなど、目的を明確にすれば、制度はいくらでも柔軟に対応していくことができるのではないでしょうか。
あくまで政治・行政の苦労を何も知らない素人の考えに過ぎないのですが…