政策分野別社会支出
国 | 合計 | 高齢 | 遺族 | 障害・業務災害・傷病 | 保健 | 家族 |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 19.2 | 9.1 | 1.3 | 1.0 | 6.3 | 0.8 |
アメリカ | 16.5 | 5.3 | 0.7 | 1.5 | 7.4 | 0.7 |
イギリス | 21.3 | 6.3 | 0.1 | 2.5 | 6.8 | 3.2 |
スウェーデン | 27.7 | 9.0 | 0.5 | 5.4 | 6.6 | 3.4 |
ドイツ | 26.2 | 8.7 | 2.1 | 2.9 | 7.9 | 1.9 |
フランス | 28.8 | 11.2 | 1.9 | 1.9 | 7.5 | 3.0 |
(総務省統計局「政策分野別社会支出の対国内総生産比(2007年)」より)(単位:%)
ヨーロッパ各国において、社会保障分野に支出している割合が相対的に高いことがわかります。
日本においては、「高齢」分野はヨーロッパ各国並みの割合で支出していますが、「家族」分野において若干割合が低いという特徴があるでしょうか。
日本の財政的危機が叫ばれています。「政治とは、どの分野にいくらお金をばら撒くかだ」という意見を聞くことがありますが、やはり今は「政治とは、どの分野にどのような政策を通すかだ」ということが問われているということでしょうか。