教員1人当たり生徒数
国 名 | 初等教育 | 前期中等教育 | 後期中等教育 |
---|---|---|---|
ガーナ | 32.0 | 16.9 | 19.8 |
ブラジル | 23.9 | 19.6 | 17.1 |
中国 | 17.7 | 16.4 | 16.3 |
韓国 | 25.6 | 20.4 | 16.0 |
ドイツ | 13.6 | 12.5 | 15.7 |
メキシコ | 28.0 | 19.8 | 15.1 |
アメリカ | 13.8 | 14.1 | 15.1 |
ニュージーランド | 15.7 | 14.8 | 14.5 |
イギリス | 17.2 | 15.3 | 13.2 |
インドネシア | 18.8 | 13.7 | 12.2 |
日本 | 18.5 | 14.0 | 10.9 |
イタリア | 10.3 | 9.1 | 10.9 |
フランス | 19.0 | 13.4 | 10.8 |
スウェーデン | 9.8 | 9.7 | 9.5 |
スペイン | 12.8 | 11.9 | 9.3 |
ポルトガル | 11.7 | 7.6 | 6.9 |
(総務省統計局より、2007年次、単位:人)
「初等教育」が日本の「小学校」におおよそ該当、「前期中等教育」が日本の「中学校」におおよそ該当、「後期中等教育」が日本の「高等学校」におおよそ該当します。
相対的にガーナ・ブラジル・中国など、人口の多い国が「教員一人当たり生徒数」も高い数値になるのは自然なことだと思います。その他のデータとしては、韓国が全体的に高い数値になっています。また、ドイツでは「初等教育」「前期中等教育」は数値が低いのですが、「後期中等教育」では高い数値になっています。
日本は、近年「少人数制クラス」の方向性に進んでいるようです。これは、政策的にそのように仕向けているというよりも、教員数がほぼ横ばいであるにも関わらず、生徒数が減少傾向にあるという自然発生的なことに起因しているのかもしれません。
「初等教育」においては、日本より中国のほうが「少人数制クラス」の傾向にあるのは、少し意外でした。。。