医師数・病床数
国 名 | 人口1,000人当たり医師数 | 人口1,000人当たり病床数 |
---|---|---|
キューバ | 5.9 | 4.9 |
ロシア | 4.3 | 9.7 |
イタリア | 3.7 | 3.9 |
ドイツ | 3.4 | 8.3 |
フランス | 3.4 | 7.3 |
北朝鮮 | 3.3 | 13.2 |
スペイン | 3.3 | 3.4 |
オーストラリア | 2.5 | 4.0 |
アメリカ | 2.3 | 3.1 |
イギリス | 2.2 | 3.9 |
日本 | 2.1 | 14.0 |
中国 | 1.5 | 2.2 |
南アフリカ | 0.8 | 2.8 |
インド | 0.6 | 0.9 |
(総務省統計局のデータより、2002年〜2007年の期間内における最新年次データ)
キューバをはじめ、ロシアや北朝鮮など、社会主義国、もともと社会主義だった国は、医師数の割合が高い傾向にあるようです。中国においても、人口の多さを考慮すると、かなりの医師数を確保していると言えそうです。
ただし、少しネット検索しただけでも、そのことで簡単に「素晴らしい国」と判断するのは軽率のようです。いろいろな側面から、冷静に判断していく必要がありそうです。
ヨーロッパは、全体的に医師数の割合が高く、また医療費も抑えられているようです。逆にアフリカにおいては、深刻な医師不足の現状が垣間見えます。南アフリカの0.8という数字は、アフリカの中ではトップレベルです。
アメリカにおいては、どうしてもマイケル・ムーア氏の映画が思い出されます。医師数だけでなく、政策的にいろいろと見直さなければならない課題が山積なのでしょうか。
日本は、病床数では世界的にかなり充実していそうですが、現場的にはどうなのでしょうか。地方における深刻な医師不足、医師の過酷な労働環境、などのニュースをよく目にします。
それぞれに、それぞれの課題を抱えているようです。