インターネット革命

インターネットが出てきた当時、その本質を理解していた人は、本当に一握りだったと思う。私自身、「こんなにすごい革命だったのか」と、今さらながらに反省する。


インターネットが出てきた当時は、世の中に携帯電話が出てきて、FAXが浸透してきて、ワープロの機能もかなり進化してきていたと思う。インターネットとは、そのような流れの中の一つの「ツール」として考えられていたと思う。


従量制の回線で、インターネットの接続を初めて試みた日が懐かしい。いつつながるかわからず、しばらく待って、初めてつながったときは嬉しかった。でも、料金のことが気になって、すぐに接続を切った記憶がある。「e−mail」というものを、初めて使用したことも懐かしく思う。


「.」を「ドット」と読むことを知らず、「テン」と呼んで、後輩に笑われた記憶がある。スマホの浸透で、また新たな革命が始まった。そして、スマホ登場から10年以上が経過した現在、AIをはじめとするさらに新たな革命が起こりそうな予感がしている。


本当に、気持ちで老け込むわけにはいかない。身体年齢は日々年老いていくが、気持ちだけは「日々新た」の精神で、いろいろなことを観察していきたい。