主要農水産物の自給率

国 名 小麦 野菜類 果実類 肉類 魚介類
日本 96.3 13.5 78.6 42.9 52.8 50.4
インド 108.3 98.3 101.7 100.5 107.5 107.0
インドネシア 99.6 0.0 95.9 99.9 97.2 111.2
韓国 104.5 0.2 94.1 72.3 70.7 70.0
中国 100.2 92.7 101.8 102.0 99.1 91.1
アメリ 164.7 182.9 94.4 69.9 105.7 70.4
カナダ 0.0 314.2 60.5 15.7 145.0 112.3
ブラジル 94.7 44.4 98.4 152.4 136.3 81.7
イギリス 0.0 105.1 42.8 4.6 66.9 44.6
イタリア 221.6 70.0 123.5 109.5 77.9 27.0
ドイツ 0.0 116.5 45.4 28.7 102.2 26.7
フランス 17.5 185.3 84.9 67.0 102.2 39.4
ロシア 51.1 125.8 85.1 37.7 65.0 99.4
南アフリカ 0.3 63.3 98.2 191.4 88.1 138.0
オーストラリア 100.0 458.0 91.9 93.7 164.0 42.0

総務省統計局のデータより)

「日本の食糧自給率が40%を下回った」というニュースが最近あったかと思います。品目別に見てみても、日本はどれも100%を下回って(輸出よりも輸入が多い)います。そしてそのことは、上記の国の中では、日本だけの現象です。

日本が品目的に一つも100%を上回らない理由の一つに、すぐに捨ててしまうだけ大量の食糧を輸入している現実があると聞いたことがあります。「もったいない」という言葉を生み出した国なのに、皮肉なことです。逆に言うと、そのおかげで、スーパーやコンビニにいつ行っても、何かしら食糧であふれている現実を享受できているわけですが。。。

そして、もう一つの重要な理由は、やはり政治の問題であるように思います。日本には、政策的に改善すべき点が多いと思います。そして、そのことは、決して悪いことではなく、「これからよくなっていく余地がある」ということだと思うのですが。。。