消費者物価指数
地域・国 | 2003年 | 2004年 | 2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 |
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世界 | 92.9 | 96.4 | 100.0 | 103.6 | 107.6 | 113.9 | 116.4 |
日本 | 100.3 | 100.3 | 100.0 | 100.3 | 100.3 | 101.7 | 100.3 |
インド | 92.4 | 95.9 | 100.0 | 105.8 | 112.5 | 121.9 | 135.2 |
韓国 | 94.0 | 97.3 | 100.0 | 102.2 | 104.8 | 109.7 | 112.8 |
アメリカ | 94.2 | 96.7 | 100.0 | 103.2 | 106.2 | 110.2 | 109.9 |
ドイツ | 96.9 | 98.5 | 100.0 | 101.6 | 103.9 | 106.6 | 107.0 |
フランス | 96.2 | 98.3 | 100.0 | 101.7 | 103.2 | 106.1 | 106.2 |
(総務省統計局のデータより 2005年=100)
消費者物価指数を見てみると、世界的に漸増的なインフレ傾向にあることがわかります。アジア各国だけでなく、アメリカやEUの国々においてもその傾向に変わりはありません。
インドなどの「新興国」と呼ばれる国々は、特にインフレ傾向が強いようです(中国のデータなし)。
一方、アメリカやEU各国の「成熟国」と呼ばれる国々においても、世界平均ほどではないにせよ、消費者物価指数が漸増していることがわかります。
日本は、消費者物価指数においてもずっと硬直状態が続いているようです。「不思議の国・ニッポン」という捉え方は、文化面だけでなく、国家的な借金等、経済的な指標においても当てはまるようです。
日本は、今後どうなっていくのでしょうか。いやいや、大切なことは「未来を予測する最良の方法は、それを創造することである」ということなのでしょうね。自分自身、他人事とするのではなく、ほんのわずかばかりの役割を担っているという意識を持っていきたいです。