テレワーク

「テレワーク」を導入する企業が徐々に増えている。日立製作所は、10万人規模の社員が自宅や外出先で働ける体制の整備を進めるというニュースがあった。


日立製作所の場合、「テレワーク」のための機器やシステムをはじめとしたノウハウを確立し、それをパッケージとして販売していくことも見据えているため、まずは社内で積極的に試すという狙いもあるだろう。


介護で仕事を辞めるべきかどうか、という悩みを抱えている人は本当に多いと思う。でも、「テレワーク」を導入している企業であれば、帰省先で仕事を継続することが可能となってくる。


また、「テレワーク」が浸透すれば、「シェアオフィス」の価値が高まっていくかもしれない。実家の中ではなかなか仕事環境を確保することが難しい場合でも、実家の近くに「シェアオフィス」があれば、介護の合間をみて、そこで仕事に打ち込むことも可能となるだろう。


「テレワーク」「シェアオフィス」といったものが、介護と仕事の両立を前向きに解決していくためのきっかけとなるかもしれない。