スマートスピーカー

LINEのスマートスピーカー「WAVE」では、「ニュースを教えて」と語りかければ、ニュースが聞けるようになったそうです。また、「国内ニュースを教えて」「経済ニュースを教えて」「スポーツニュースを教えて」といったように、さまざまなジャンルに絞り込むこともできるそうです。


音声サービスの充実は、目を酷使しがちな現代社会において、非常に大きな可能性を感じます。ただ、できればスマホ等に集約して、ガジェットが増えていかなければいいのですが…。


「知らないうちに、こんなに技術が進歩していたんだ!」と思わされることが最近よくあります。もちろん、自分自身の情報感度が落ちている可能性についてはおおいに反省が必要ですが、「AI」が浸透してきたことによって、サービスの方向性が多様化しつつあるようにも感じます。


私自身が起業した当時は、「情報をいかに編集するか」が主戦場であったように思います。つまり、膨大な情報の中からジャンルやスペック等で切り分け、消費者がいかに便利な生活を送れるようになるかの情報の「編集力」が重要なテーマであったように感じます。


この「編集力」は、もちろん今でも重要な差別化の一つであり続けているのでしょうが、最近では「AI」や「ビッグデータ」の浸透により、「どのような情報を生み出していくか」の方向性が重要になりつつあるようにも思います。つまり、便利で役に立つ情報の「創造力」ということでしょうか。


正直なところ、「ちょっとついていけなくなりつつある感」が私自身の中にあるのですが、中年が頑張らなければ社会の奥行きが広がらないと前向きに捉え、楽しみながら情報収集していきたいと思います。